竹内結子さんが自ら命を絶って、この数カ月で芸能人の自殺が相次いでいます。世間では芸能界の闇について騒がれていますが、それよりも実はとある症状によって自殺する人が多いのではといわれています。
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芸能界の闇か!相次ぐ芸能人の自殺!
芸能人は常に大衆の目にさらされます。プライベートなど無いに等しいくらいです。
買い物に出ていたら写真を撮られ、恋人ができようものなら週刊誌に撮られ、何か問題を起こそうものならテレビでニュースになり。
常にだれかしらに見られているような状況です。
そんな中、今年に入ってから相次いで芸能人が自殺しています。
ここ数カ月で有名な俳優さんばかりがなくなっていて、連日訃報ばかりがニュースになっています。
ここ数カ月で亡くなった芸能人
三浦春馬さん30歳
2020年7月18日(土)
俳優の三浦春馬さんが18日、死亡したことが判明しました。https://t.co/C1OXYDvAfb
— 毎日新聞 (@mainichi) July 18, 2020
芦名星さん36歳
令和二年:2020年9月14日(月)
【ニュース速報】
女優・芦名星さん(36) 自宅マンションで死去所属事務所によると、きょう午前、東京・新宿区にある自宅マンションで芦名星さん(36)が死亡しているのを親族がみつけた。死因は調査中だという。
芦名さんは映画やテレビドラマに数多く出演する人気女優#アベマニュース— ABEMAニュース (@News_ABEMA) September 14, 2020
藤木孝さん80歳
令和二年:2020年9月20日(日)
【ニュース速報】
俳優・藤木孝さん(80)死亡 遺書見つかる関係者や所属事務所によるときょう未明、俳優の藤木孝さん(80)が東京・中野区の自宅で死亡しているのを家族が見つけた。「役者として続けていく自信がない」などと書かれた遺書が見つかり、現場の状況から自殺と見られている#アベマニュース
— ABEMAニュース (@News_ABEMA) September 20, 2020
竹内結子さん40歳
令和二年:2020年9月27日(日)
俳優の竹内結子さん(40)が自宅でぐったりしているのを同居の家族が見つけ、その後死亡が確認されました。現場の状況から自殺とみられます。https://t.co/FMO1j5pUGP
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) September 27, 2020
今月だけで3名の有名人がなくなってます。それも毎週です。
このようなことがなぜ起きているのでしょうか。
芸能界の闇の正体はある症状だった?!
芸能界の闇は深いといわれてはいますが、この相次いで有名人が連鎖的になくなっていく状況は実はある症状が関係していました。
そのは「ウェルテル効果」といわれるものです。
どんなものか
ウェルテル効果(ウェルテルこうか、英: Werther effect, 独: Werther-effekt)とは、マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増える事象を指し、これを実証した社会学者のディヴィッド・フィリップス(David P. Phillips)により命名された。特に若年層が影響を受けやすいとされる。
「ウェルテル」は、ゲーテ著の『若きウェルテルの悩み』(1774年)に由来する。本作の主人公、ウェルテルは最終的に自殺をするが、これに影響された若者達が彼と同じ方法で自殺した事象を起源とする。なお、これが原因となり、いくつかの国家でこの本は発禁処分となった。ただし、実在の人物のみならず、小説などによるフィクションの自殺も「ウェルテル効果」を起こすか否かについては諸説分かれている。
引用元:wikipedia
特に芦名星さんの場合は、三浦春馬さんと親しかったこともあり、このウェルテル効果にあてられての自殺なのではないかと思われます。
過去にウェルテル効果によって連鎖自殺が起こったことがあります。
それは、1998年X JAPANのhideさんが自宅で自殺したとの報道がされると、ファンの後追いとみられる自殺が急増しました。
そのような事態になったので警視庁の要請により、YOSHIKIさんをはじめとしたX JAPANのメンバーが、「自殺を思い留まるように」呼び掛ける記者会見を開くという社会問題にまで発展しました。
今回の自殺も同じようなことが起こっているのでは?という見方が強いです。
芸能界の闇に飲まれ、命を捨てる前に誰かに相談を!
このコロナの時代で、人と会う機会も減り、仕事もなくなってしまっている人も少なくありません。
俳優なんて特に影響は顕著で、撮影や舞台の出演も先送りになったり、中止になるなど影響は大きいです。となると、収入も大幅に少なくなり、日常も今までとは変わってきます。それだけでもストレスなのに、親しい人とも疎遠になって、悩みすら聞いてもらえない。それが自殺に結びついているのでは、そういう見方もあります。
そこから自殺をして連鎖自殺が起こっていくのです。
実は若者の死因の1位は自殺なのです。
厚生労働省は今月、昨年2019年の「人口動態統計」を公表している。
そこで驚かされるのは、15歳から39歳までの死因の第1位がいずれも「自殺」であるとだ。5歳ごとの年齢階級別に表示される死因の順位を見るとわかる。2人に1人がなるとされる「がん」よりも多い。しかも、10歳から14歳まででは、「自殺」が死因の第2位を占め、2017年には同年齢階級の第1位になっている。
さらには、昨年の統計で40歳から49歳までの死因の第1位は「がん」だが、第2位は「自殺」となる。50歳から54歳まででは「自殺」が第3位、55歳から59歳までで第4位、60歳から64歳までで第5位に位置する。
国内の日本人の自殺者数は、3万2000人を超えた2003年をピークに、年々減少傾向にある。ところが、20代、30代の死因の第1位が「自殺」である傾向は、もう20年以上変わらないで推移しているのだ。
こんな国はない。こんなに若者が自ら死を選ぶ国は、先進国といわれるなかでも日本だけだ。
引用元:JBpress
何か困ったことがあったら自ら命を絶つ前に誰かに相談してください。
一人で悩まないでください。
心の相談ができるところがありますから。
まずはそこにお電話を
Twitterの反応
一笑懸命
香取慎吾やるな
有名な人間が自殺する事で
ウェルテル効果が起きる
それを止めるには
有名な人間が発信するしかない
彼の一言で何人の人間が救われるんやろう
自分にできる事って考えてやってるんやろうけど
すごいな pic.twitter.com/Qy9i02wqFc— ₑbᵢfᵤᵣₐᵢ🕉️ (@bon6) September 29, 2020
前にも投稿しましたが
芸能人の自殺報道があると
状況は違っても、精神的に追い詰められている人や自分と気持ちを重ね合わせてしまう人が『模倣』してしまう可能性があります
【ウェルテル効果】共感能力が高いほど注意が必要 pic.twitter.com/sfRiXV4onz
— はっしー📖ナースのメモ帳 (@nurse84_memo) September 27, 2020
竹内結子さんのニュースが本当に自殺であるならば、みんなが芸能界の闇だと騒いでいる一連の出来事はウェルテル効果を実証しているのではないでしょうか
これ以上知ってる芸能人が自殺で亡くなるのはみたくないですな。 pic.twitter.com/pb65XMVMv9
— たなじゅん@ (@tanajun0208) September 27, 2020
ウェルテル効果… pic.twitter.com/A9cHu2ECsN
— ri. (@Qrio_____x) September 27, 2020
まとめ
これ以上誰にもなくならないでほしいです。
報道で自殺を扱いすぎるのもよくないです。死を忘れる、ではないですが、同じ話題で共感してしまうほどウェルテル効果は大きくなっていきますから。明るい話題が欲しいです。