新型コロナウィルスを起因とする全国の緊急事態宣言が解除されて、初の週末となりましたが、北九州市で新たなクラスターが発生しました。
新型コロナウィルスの第2波可能性がありますが、政府はこれをどう対応するのでしょうか、見ていきましょう。
目次
新型コロナウィルス北九州でクラスター発生!詳細
新型コロナウィルスの感染が拡大している北九州市で、緊急事態宣言明けの週末である31日新たな感染者が出ました。
10~80代の男女12人が感染したとのことで、その中には小中学生も含まれていたそうです。9日間換算で97人の方が感染し、2桁の感染者が出るのは4日連続となるとか。
北九州市で感染が確認された感染者12人のうち、10代の男女4人は28日に感染が確認された市立守恒(もりつね)小学校の女子児童。
これを市は、クラスターが発生したと判断しました。
20~40代の男女3人は、すでにクラスターが発生した北九州市内の病院スタッフで、同病院での感染者数は延べ26人となった。
新型コロナウィルス北九州でクラスター発生!政府はどう対応するのか?
北九州市内で新たなクラスターが発生していますが、政府の西村経済再生大臣は、現時点では緊急事態宣言の再指定は考えていないとし、感染者を早期に検知し、封じ込めを図りたい考えを示した。
西村経済再生大臣は、現在の東京や北九州の現状について、「危機感を持って注視しているが、感染経路は追いかけられているので、今の段階で、緊急事態宣言の対象に再指定することは考えていない」と述べました。
しかし、北九州市の意見は違うようで、すでに第2波が来ているとしてクラスターの対処に当たっているようです。
新型コロナの感染が再拡大している北九州市は、PCR検査の対象を無症状の濃厚接触者まで拡大し、クラスターの追跡によって感染者を可能な限り絞り込むなど「第2波」の収束に懸命。早期発見で把握した感染者を治療、周りに接触させず抑え込む「北九州モデル」の確立を目指しますhttps://t.co/R73IijCYpW
— 西日本新聞 北九州本社 (@nnp_kita9henshu) May 30, 2020
政府としては新型コロナウィルスの感染は、日本中でどこでも起こりえることなので、それを認識したうえで、最小限で抑え、大きな流行を起こさないようにしていくと。
これは地方との意識のずれが生じ始めていますね。
twitterの反応
ほら、第2波は若年層を狙う。
【速報】北九州の小学校で感染者集団が発生か pic.twitter.com/YCMsMZmKQA
— お賽銭マン (@OSAISENMAN) May 31, 2020
コロナ第2波対策運動マスクまいてみた pic.twitter.com/BeirSssL9e
— SHO aka S.TIME (@SHO_aka_STIME) May 29, 2020
北九州市でコロナ感染者が多く出てるけど、これ第2波じゃなくてまだ第1波が終息していないのでは。検査数が少なすぎて判断がつかないので、ステップ2どころかステップ0の状態だよ。
— Tad (@TadTwi2011) May 29, 2020
新型コロナウィルス北九州でクラスター発生!第2波の可能性に注意!まとめ
すでに新型コロナウィルスの感染第2波が来ているのか?それとも、まだ第1波が収束していないのか?どちらにせよ、地方との対応の溝を埋めないと収束が収まるところがなさそうです。